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導入事例
関西電力株式会社 様
チームマネジメント塾修了生に聞く②

チームマネジメント塾修了生に聞く②

都築隆康さん
2026-02-13
記事要約

法人営業の5名のチームをマネジメントする都築さん。自分なりにマネジメントのスタイルを試行錯誤し、あえて距離をおくマネジメントを試みていたものの、いまひとつ手応えを感じていませんでした。これでいいのかなと思っていたところに参加したチームマネジメント塾で都築さんが手に入れたものは何だったのでしょうか?実践から学んで生まれた変化とは?

都築さんのチームでは、どんな仕事をしていらっしゃるんですか?

エネルギー、主に「電気」「ガス」のご提供と、脱炭素に資するソリューションサービスのご提供を通じてお客さまのゼロカーボンの実現を目指しています。

お仕事の難しさってどういうところですか?

毎日すべてのことが難しいです。ただ、難しいと思って諦めたらその先はないのでまず、「なぜ?」と考えてみて、原因が1つでも思いついたら、一旦動いてみる。

1つめの「なぜ」で答えに行きつくこともあれば、さらに『なぜ』が増えた。さてどうしよう。」という感じで日々を過ごしています。
そう考えると、答えがないものに日々取組んでいるということが難しいことかもしれません。

じゃあ、やってみて考えて、またやってみて、みたいな感じなんですか?

そうですね。私は、自分1人で何もできない人間で、人に助けて欲しいとすぐ言います。そんな私にみんな手を差し伸べてくれます。お客さまを含む、周りの全ての人の助けを借りて、「なぜ」の解消に向けて動くだけを繰り返している感じです。

素敵ですね。プライドが高くて、知らないことを聞けない人っているじゃないですか。

私も本音は聞くことに勇気が必要です。本音はそうですがそれでは前に進まず、過去に様々なことがうまくいかなかったという苦い経験があるので、できるだけ素直に生きてきたいと考えています。

自分なりのマネジメントスタイルがうまくいっていなかった

今回、手挙げ式の募集でしたが、都築さんがこのプログラムに参加しようと思われたきっかけや想いは何だったんですか?

自分なりに学び、実践してきたマネジメントがうまくいっていないという現実に直面していたことです。

そんな時にこの研修の募集があり、正直、1on1には懐疑的でしたが、このマネジメント手法は一度も取組んだことがなかったので、何かのヒントになるかもと思ったのがきっかけです。

さらに、ちょうどその頃、マネジメント方法をそれまでと少し変えて半年ぐらい経っていました。でも「あんまりうまくいっている雰囲気はない」という感じがありました。

ある人にはうまくいっているけど、ある人にはうまくいっていない。同じ方法でなぜ違いが出るのか。「何が原因か分からない」という状態でした。じゃあ、それぞれに聞いてみればいいか。「1on1の研修もいいキッカケだなぁ」と思ったんです。

半年ほど試されたスタイルっていうのは、具体的にはどんな感じのやり方だったんですか?

敢えて、距離を取るマネジメントです。物理的にも感覚的にも距離を取る。

メンバーと違う執務室で仕事をして、必要な時にだけ呼ばれて会話する。もしくはお客様のところに一緒に行くときに、少し会話をするぐらい。あとはデータ管理です。今、何をしているのかは、日報で報告してもらう形です。
敢えて接しにくいマネジメントの人間になってみていました。

そうした状況で、1on1の研修をやるならちょっとかじってみるか、ということだったんですね。

そうですね。うまくいってない原因が知りたかったのが一番大きいです。

1on1を「やってみる」ことで気づく、学ぶ、関係が変化する

全部で8回来ていただいたんですけど、率直な感想としてはどうですか?

率直な感想は「参加してよかった。」です。1on1については、書籍やセミナーなどで知識としては知っていました。

でも、これまで、実践するということはなかったです。研修での実践を通じて基礎的な手法を身に付けられたことは非常に大きな成果だと思います。加えて、振返りの機会を通じて反省、改善を繰り返すことが出来たことも大きな成果です。自分では出来たつもりになっていても実はうまくいっていない、ということに気付き、改善に繋げることができました。

毎回メンバーと話してくる実践課題がありましたけど、どうですか?負担じゃなかったですか?

負担は感じませんでした。実行しないとわからないという信条と、まずは徹底的に真似してそこから学ぶ、が自分の生き方なので、課題に取り組むということに負担感はなかったです。

プログラムの中で、これが一番手に入ったものだというのを挙げるとしたら何でしょうか。

まずは1on1の基礎的な技術です。これは非常に大きな成果です。次に、プログラムの期間で得たものというと、マネジメントがうまくいっていなかった方と会話するのが楽しいなと思える関係性に変わったことです。

加えて、1on1を受けて頂いた方に、その方自身の部下に対して1on1を実践するきっかけを提供できたことです。

距離を置くマネジメントからスタイルを変えてみて気づいたことはなにかありますか?

答えは1つじゃないっていうことかもしれないです。人それぞれに合ったマネジメントの方法があるということに気付けたことです。

ある人にはうまくいくけど、ある人にはうまくいかないないというのは、それはそれで正しい姿だったんだな、ということが分かったのは大きな成果だと思います。

関わり方はいろいろ変えないといけないんだということがわかったんですね。

そうですね。どのような関わり方がこの人にとって適切か、1on1を通じて自分なりに理解する必要があるということです。

おそらく関係を作る入り口で1on1を実践することが非常に重要だと感じています。

チームで同じ方向を向いて進む

1on1をやってみて変化を感じた事例や業績への影響など、なにかありますか?

残念ながら業績のインパクトが、すぐに出てくるような仕事ではないので、明確には出ていません。

しかしながら、1on1を通じて、メンバーそれぞれの考え方や目指す方向を理解することで、例えばお客様との関係性をどのように構築するか等を検討する際、ある程度同じ方向を向いて検討できるようになってきています。

私の性格ですが、今までは私がこうしたいっていうところがちょっと強かったんです。そうなると恐らく、メンバーは日々の業務があまり楽しくないと感じていたのではないかと思います。それをひとつの方向にみんなで納得して進めることができるようになったのは、大きな成果だと思います。

お客さまとの関係の中では何か影響はありましたか?

そうですね。 我々の関わり方が変わったからお客さまが変わったっていうことは、現時点であまり感じていません。これから変わってくるといいかなと楽しみにしています。

チームメンバーと、他のマネジャーと、継続して対話の場を持ち続ける

トレーニングが終わってからしばらく経っていますが、その後取り組んでいることはありますか?

はい、この取り組みは実践と継続が重要であると感じているので、2つのことに取組んでいます。

このトレーニングの中で「継続的な信頼関係を構築する」(アクノレッジメント(承認))っていうところは、非常に重要だということを学びました。実際に求められるレベルのことが出来ているか、わからないですが、自分なりに取組んでいるつもりになっています。

もうひとつは1on1を継続的に実践していることです。 対象はチーム5人全員で頻度は月1回です。

さらに、フォロー研修時に「マネジメント層同士でも会話した方がいい」と北方講師にアドバイスを頂いたので受講者同士で会話する機会を作ってみました。

非常にいい時間でしたね。それぞれの取組の共有や反省などすごく刺激になりますし、継続の最後の砦になります。

とても手応えを感じていただいていると思いますが、このプログラムの受講を検討している新しい人たちに、お誘いの言葉やメッセージとしてどんなことを伝えたいですか?

難しいですが 「やれば分かる」と、「ど真剣に取り組むことが重要」ということです。

ど真剣に取り組んだら、相手も真剣に返さないといけなくなるんです。そうすると、誤魔化しがないので、自分のできていること、できてないことや、得手不得手が見えてきます。その結果を踏まえ、反省と改善そして実践を繰り返す。ただ、それだけです。

だから、やるならど真剣に取り組まないと時間がもったいないと思います。誰かにやれと言われてやるぐらいならやらない方がいいと思います。

そもそもなにか問題意識があってやってみようとか、思いがないと十分には得られないものですね。

そうですね。で、やれば必ず何かが見つかるっていうことは、ぜひ皆さんにはお伝えしたいです。終わってからずっと「あのプログラムは良かった良かった」と言っています。(笑)。

ありがとうございます。メンバーの方々の主体性という観点でいうと、変化を感じるものは何かありましたか?

どちらかというと、主体性の塊みたいな方々ばかりなので、私が1on1に取組んだことで変化があったかと言われたら、恐らくあんまりないと思います。

もともと主体性がある方たちなんですね。

そうですね。その点に変化を感じることは少ないですが、チームとして同じ方向に向って、楽しく仕事を進めるためには、1on1を通じて双方の考えていることを率直に伝えあい、チーム内にコミュニケーションギャップを失くすことが重要ではないかなと感じています。

最後に何か話したいことはありますか?

繰り返しになりますが、研修後の受講者同士のコミュニケーションは非常に有益ということですね。それぞれの取組みの共有や反省などすごく刺激になりますし、人間はやはり弱く継続することは正直、非常に難しい。しかしながら、一緒に取組んでいる仲間がいて、次に会話する際にその方々に何か伝えないといけないとなれば、次の行動の後押しになります。その効果は絶大と感じています。

受講者同士で継続して話すのは、本当に付加価値がありますよね。

本当にそう思います。

ちなみに都築さんの上司の方とは、例えば1on1とか、マネジメントの悩みについて会話する機会ってありますか?

ありますね。 マネジメントというよりも、組織をどうしていくか、働きやすく、楽しく、そして成果もあげる。最高のチームにするためにどうするか、という会話をします。そんな会話が日常的にできることはすごくありがたいです。

上にも横にも話せる方がいるのは幸せですね。楽しい話をありがとうございました。